お肌の事=皮膚とは?
皮膚には大きく4つの機能があります!
「水分の喪失や透過を防ぐこと」
「体温を調節すること」
「外からの刺激を感知すること」
「微生物や物理化学的な刺激
(やけどやしもやけ等)から生体を守ること」
この機能が失われてしまうと、
人は生命の維持がすぐにできなくなってしまいます!!
その中でも角質はよく聞く言葉になってきました、、、
では、真皮層って?
真皮には血管やリンパ管、汗腺、毛包細胞などがあり、皮膚の本体とも言えます。
皮膚の95%を真皮が占め、
さらにその
真皮の約70%が
「コラーゲン線維」
約5%が
「エラスチン」
というタンパク質の線維で
コラーゲン線維を支えるように
エラスチンが網目状に形成されていて、
その間を埋めているのが水分をたっぷり含んだ「ヒアルロン酸」があります。
真皮をキッチンスポンジに例えてみましょう。
スポンジ表面の片側は凸凹しています。
これが表皮の基底層との結合部分で、スポンジを形成しているウレタン糸が肌細胞が作り出すコラーゲン線維とエラスチンです。
スポンジを水中に沈めるとたっぷりと水を吸い込みます。
その水がヒアルロン酸です!!
肌細胞はスポンジの中に点在し、
スポンジに傷がついたり破れた時に
そこに集まってきてコラーゲン線維や
エラスチンを作り出して
スポンジの修復作業を行います。
これが創傷治癒です❤️🩹
新しいスポンジは細かい等間隔で
目が詰まっていて弾力があり
しっかりとしていますが、
使い続けていくと
スポンジの繊維は所々切れ😭
弾力を失って形が変形し🫠スポンジの水分を溜め込む力が弱くなっていきます。
この状態になるまで使い続けると、新しいスポンジと交換です🧽
真皮では、スポンジのウレタン糸の役割がコラーゲン線維とエラスチンです。
真皮全体にコラーゲン線維が網目状に張り巡らされ、それを要所要所で繋ぎ合わせているのが弾力性のあるエラスチンです🍮
この構造が、スポンジのような皮膚の弾力を保つ役割を果たしています。
網目の隙間は水分をたっぷり含んだヒアルロン酸が満たし、肌の内側の水分を保つ役割を果たしています。
そしてこのコラーゲン線維、エラスチン、ヒアルロン酸の3つの真皮を構成する成分を作り出しているのが真皮の中にある線維芽細胞(肌細胞)です。
肌細胞は年齢とともに減少します!!
スポンジは使い古したら新しいものに交換できますが、「真皮は一生ものです」真皮内を良い状態に保つことが美肌にとって不可欠なのです!!
今週のキーワード
「暴飲暴食を控えめに」