シミ、そばかす、色素沈着、ホクロ、イ…顔にある色素は様々です。

言葉自体はよく耳にすることはあっても、そもそもなぜメラニンは分泌されるのか？色素沈着が起きてしまうのか？今の季節はとくにメラニンの生成が活発に行われるようになります。

メラニンは、紫外線から肌を守るために分泌されます。紫外線を浴びると、肌の中で活性酸素が生まれます。この活性酸素がメラノサイトという組織を刺激することでメラニンが生成🚼️されます。つまり、紫外線を浴びれば浴びるほど活性酸素がどんどん増え、メラニンもたくさん分泌されることになり、このメラニンは、炎症など肌への刺激によっても分泌されるため、ニキビ跡や傷跡に色が残ってしまうことがあるのはこのためです。

そもそもメラニンは、肌のターンオーバーが正常に行われていれば垢となって外に排出されるため、本来なら日焼けしてもケガをしても、垢となって排出されれば傷跡は残らなかったり、肌の色も元の色に戻ったりします。

しかし何らかの理由によってターンオーバーのサイクルが乱れると、生成されたメラニンがなかなか肌の表面に浮き上がってくることができなくなり、浮き上がってきたとしても、垢として外に上手く排出できずに肌の中に留まり、色素沈着として定着してしまうことになります。

また、紫外線を浴びすぎることによってメラニンが過剰に分泌されすぎても、ターンオーバーで排出しきれなくなるため色素沈着が起きてしまう原因になります。

その他にも原因はさまざまありますが、主な原因としては上記の2つが考えられます。ターンオーバーが乱れる理由には心と体、両方が密接に関係しているため、最近なにか変わったことはないか、疲れがたまっていないか、ストレスに感じていることはないか、睡眠や食事・生活習慣など、お客様の声をよく聴いてどれだけ寄り添ってご提案できるかがとても重要になります。