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豆知識💡

密かに注目していた○○○

肌に必要な栄養素ってビタミン、ミネラル、アミノ酸など容易に浮かびますよね?🤔

Q.骨に必要な栄養素といえば?!

A.カルシウムやビタミンD!!

なんて答えられちゃう所ですが、骨だけではなく、皮膚に対しても重要な栄養素であることを知ってほしいんです✨🥹

皮膚とカルシウム(Ca)の関係についてですが、カルシウムと聞くと堅い骨を作るイメージが強いし、肌とは遠い関係と思われがちですが、肌形成にも大きく貢献しています。

肌の形成ですね!作ってくれるんです!

表皮の角質層(一番外側の層)をつくる角質細胞の膜は、他の細胞の膜より厚い『肥厚細胞膜(ひこうさいぼうまく)』と呼ばれます。肥厚細胞膜が作られることで、紫外線などの外からの刺激から守るバリア機能が高まったり、弾力や水分の保持する働きが高まります⤴️⤴️

顆粒層で、酵素により肥厚細胞が作られ、角質細胞になります。この酵素は『表皮トランスグルタミナーゼ(TGase)』と言い、この酵素を活性化させるのに必要不可欠なものが、カルシウムです。

つまりカルシウムが足りないと充実した角質層が作られません。肥厚細胞膜を作る工程は、肌の新陳代謝(肌のターンオーバー)の一環ですので、カルシウムの不足は、新陳代謝の低下につながります。

🔸肌にCaが十分ある場合🦴✨✨

Ca充実

1️⃣角質層に厚みがあり、キメが細かい肌。

2️⃣外部刺激に対するバリア機能が高い。

3️⃣水分保持の働きが高まり、潤い・透明感のある肌になる。

4️⃣肌のターンオーバーが適切になる。

🔹肌にCaが不足している場合☠️💦

Ca不足

1️⃣角質層が薄く、キメが荒い肌。

2️⃣外部の刺激で、肌荒れしやすい。

3️⃣乾燥肌・くすんでいる肌。

4️⃣肌のターンオーバーが遅くなる。

Q.では、どうやってカルシウムを取り入れるのが効果的?!🤔

A.カルシウムは食事と肌、両方から摂り入れると効果的です。

🥗食事からのカルシウム摂取🥗

カルシウムを一番多く取り入れることが出来るのは、日頃の食事からです。

食事で摂り入れたカルシウムは、骨だけでなく肌など全身で使われれます。

カルシウムは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに多く含まれます。なかでも、牛乳や乳製品は、他の食品に比べてカルシウムの吸収率が高いうえに、1回の摂取量も多いので、効率よくカルシウムがとれます。

体内でのカルシウムの利用効率を高めるには、ビタミンDが必要です。ビタミンDを多く含む食品は、魚(イワシ、サンマ、サケ)きのこ(キクラゲ、シイタケ)などがあります。またビタミンDは、日光を浴びることで体内で生成されるため、外で元気に遊ぶことも大切です。

成人1人当たりが一日にとるカルシウムの推奨量は650~800mg。小学校から高校生(6~18歳)では550~1000mgです。学校給食があれば、牛乳が提供される場合が多く、それを飲むことでカルシウムがとれます。1日の目標は、2~3つ(牛乳では、200~300 ml)です。いろいろな食品からカルシウムを積極的にとりましょう🐮🤎

※ 過度なカルシウムの摂取は、高カルシウム血症を引き起こすので、用法・用量は守りましょう。
内側からのケアで、日々肌の土台整えていきましょう🙋‍♀️🧡

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