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皮脂の役割
皮脂は、皮膚を守るために分泌している脂分です。
皮脂の役割は、
①肌への摩擦を抑える
お肌は汗と皮脂が混じり合った皮脂膜に覆われています。
この皮脂膜がバリア機能として働き、外からの摩擦や雑菌の侵入を防いでくれます。
②肌に紫外線を侵入させない
皮脂膜のバリア機能は紫外線の侵入も防いでくれます。紫外線は肌への刺激となり、黒ずみや乾燥を引き起きます。皮膚の中へ侵入させないよう皮脂膜が防いでくれます。
③肌の水分量を保持する
皮脂膜があることにより、皮膚内部からの水分の蒸発を防いでくれます。水分を保つことにより、お肌の潤いや艶、柔らかさを保ちます。
④肌を弱酸性にする
皮脂には肌状態を弱酸性に保つ働きがあります。炎症を起こしてニキビを招く原因菌が好むのはアルカリ性。皮脂で皮膚を弱酸性に保たれていると刺激過多とならずに雑菌の繁殖もしにくくなります。
皮脂は皮膚にとってとても大切☝️
必要以上に摩擦を与えて洗顔したり、
お湯でお顔を洗ったりすると、大切な皮脂膜まで洗い流してしまい、乾燥を招いたり、紫外線の侵入を許してしまうお肌になってしまいます。
また、必要以上に皮脂を洗い流すと、過剰分泌してニキビを生み出す原因にもなりかねません。皮脂は肌トラブルを防ぐためにも大切なものでもあります。