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コラーゲン✨のお話

🌷コラーゲンはカラダのどこにある?

人間のカラダの約60%は水分でできています。その次に多いのがタンパク質で、体重の約20%を占めています。カラダ全体のタンパク質のうち、なんと30%がコラーゲンで構成されています。重量にすると体重50kgの人では約3kgがコラーゲンという計算になります。コラーゲンは皮膚に一番多く存在していて、全コラーゲンの約40%を占めています。次に骨、軟骨で全コラーゲンの約10~20%。そのほか、血管や内臓にも存在します。皮膚には多くの種類のコラーゲンが存在し、皮膚の構造や機能に関わっています。加齢や紫外線により、皮膚のコラーゲンが少なくなると、皮膚のハリが失われてしまいます。肌のコラーゲンを良好に保つことにより、肌のうるおいを保ち、しわ・シミができにくい肌になります。

🌷コラーゲンは体を結びつける「接着剤」

私たちの体は、約37兆個の細胞で構成されています。それら細胞同士がバラバラにならないように並ばせるための「接着剤」や「足場」としてコラーゲンが役立っています。コラーゲンはカラダを支える支持組織に多く存在し、カラダの細胞や組織を結びつけ、私たちのカラダを成り立たせていると言えます。

🌷コラーゲンは食品から摂取できる?

コラーゲンは、肉や魚など動物性の食品に多く含まれています。肉では内臓やスジに多く含まれているので、牛スジ、鶏軟骨、豚白モツ、鶏砂肝、鶏手羽元などがおすすめです。魚介類では、フカヒレ、うなぎ、ハモなどが代表的ですが、コラーゲンは魚の皮にも多く含まれるため、ほかの魚介類であっても皮ごと食べられるサンマやサケ、小魚のしらすなどはコラーゲンを摂りやすい食品といえます。また、調味料では、鶏がらスープの素にコラーゲンが多く含まれます。

🌷コラーゲンは魚とゼラチンから

コラーゲンペプチドは、コラーゲンを分解して作られます。食品に含まれるコラーゲンを摂ることで消化管内で「コラーゲンペプチド」を作り出し吸収することができます。コラーゲンは、魚の皮や骨、鶏皮などに多く含まれます。頭から尻尾まで丸ごと1匹食べられるししゃもやワカサギなどの小魚は、コラーゲンをはじめ、カルシウムやビタミンなども摂取できるおすすめのコラーゲンサポート食材です。

今回は、体を支えるタンパク質「コラーゲン」についてご説明させて頂きました。その役割とコラーゲン合成をサポートする食材の紹介をしました。スポーツや運動をする方のみならず、お肌の弾力や張りツヤを意識して、コラーゲンを意識した食事も心がけてみてくださいね。

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